第4回 Japan Foregut Society 開催にあたって
このたび、第4回 Japan Foregut Societyの当番世話人を務めさせていただくこととなりました、慈恵医大上部消化管外科の矢野文章です。本研究会を担当させていただくことを大変光栄に存じますとともに、ご支援を賜っております会員の皆様に心より御礼申し上げます。
今回のテーマは、「Foregut Essentials ― 次世代に継ぐ ―」といたしました。
近年、Foregut領域では、食道機能検査の進歩やGERD診療ガイドラインの改訂、新たな内視鏡・外科治療の登場など、診療は大きく発展しています。一方で、その進歩を日常診療に活かすためには、基本的な知識と正しい診療の考え方を身につけることが何より重要です。今回の研究会では、若手医師への教育と知識・経験の継承を主題に据え、「今だからこそ学ぶべき基本」を共有する場としたいと考えました。
プログラムは、「HRM、ゼロからのスタート」に始まり、「困った症例~これはどうしたらいい?~」では若手の先生方から広く症例を募集し、会場全体で議論します。教育セミナーではLPRDとインピーダンスpHモニター検査を取り上げ、ランチョンセミナーではGERD診療ガイドライン改訂第4版の要点を整理します。また、Dr. Walter Chan先生、Dr. Prakash Gyawali先生、Dr. Moustafa Elshafei先生をお迎えし、最新の国際的知見をご講演いただきます。さらに、「ロサンゼルス分類Grade Mは逆流性食道炎か?」、「GERD:内視鏡治療 vs. 外科治療」をテーマに、日常診療で重要な課題について活発な議論を予定しております。
本研究会が、若手の先生方には明日からの診療に役立つ学びの場となり、経験豊富な先生方には知識と経験を次世代へ継承する場となることを願っております。
なお、本研究会は9月20日(日)、シルバーウィークの中日の開催となります。連休中のご多忙な時期にご参加いただくこととなり、ご負担をおかけいたしますことを心よりお詫び申し上げます。そのような中でも、ご参加いただいた皆様に実り多い一日をお届けできるよう、鋭意準備を進めております。
多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
令和8年9月
第4回 JFS当番世話人:矢野 文章
東京慈恵会医科大学 上部消化管外科 教授